【Adobe Illustrator初心者講座】徹底解説!選択ツールを使いこなす【イラレ】【フォトショ】 #3
数あるツールの中からまず覚えたいのが選択ツールとダイレクト選択ツールです。
黒い矢印と白い矢印のアイコンのツールです。
何が違うのという事で、まずは選択ツールの方から説明させて頂きます。
選択ツール/ショートカットキー/V
イラストレーターを開いて何も選択していない状態でキーボードのVを押します。
するとマウスのカーソルが黒い矢印に切り替わります。
いちいちツールバーを選択せず、Vを押して切り替える癖をつけましょう。
このツールはオブジェクト全体を選択ツールになります。
オブジェクトのどこをクリックしてもそのオブジェクトの全体を選択することができます。
選択した状態で色を変えたり、変形したり、回転したり、削除したりと色んな操作の基準となるツールなのでしっかり覚えましょう。
ダイレクト選択ツール/ショートカットキー/A
イラストレーターを開いて何も選択していない状態でキーボードのAを押します。
するとマウスのカーソルが白い矢印に切り替わります。
このツールはダイレクト選択ツールという名前の通り、クリックした箇所のみを選択することが出来ます。というのもどういうことかと言うと、Adobe Illustratorには、
・点
・線
・面
・塗り
という概念が存在します。
点と点が繋がり「線」となり、線と線が繋がることで「面」となります。
面ができると線の部分と「塗り」の部分が生まれます。
選択ツールはオブジェクト全体を選択するのに対して、ダイレクト選択ツールは直接「点」「線」「面」を選択可能で、それぞれを変形したり、回転したり、削除したりとかなり使用頻度の高いツールなので覚えておいて下さい。
まずは上記の選択ツール/ダイレクト選択ツールを触ってしっかり使いこなし慣れて下さいね。AとVでツールを切り替える癖をつけましょう。ツールの切り替えは「何も選択していない状態」の時しか切り替え出来ないので、何かオブジェクトを選択してしまっている時はアートボードの何もない部分をクリックして選択していない状態にしておいて下さい。