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#12【Adobe Photoshop初心者講座】作業をとことん効率化!アクションで自動で画像加工【イラレ】【フォトショ】

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Adobe Photoshopの作業をとことん効率化!アクションで自動で画像加工する方法

Photoshopは非常に強力な画像編集ソフトですが、多くのタスクを手動で行うと時間がかかることがあります。そんな時に役立つのが「アクション」です。アクションを使えば、一連の作業を自動化して効率的に画像加工ができます。本記事では、Photoshopのアクション機能を使って作業を効率化する方法をステップバイステップで解説します。


1. アクションとは何か?

アクションは、Photoshopで行った操作を記録し、その記録を再生することで自動的に同じ作業を繰り返すことができる機能です。例えば、特定のフィルターを適用したり、画像のサイズを変更したりする一連の操作をアクションとして記録しておけば、他の画像にもワンクリックで同じ操作を適用できます。


2. アクションの作成方法

アクションを作成するのは簡単です。以下の手順でアクションを作成してみましょう。

  1. アクションパネルを表示する:
    • メニューバーから「ウィンドウ」>「アクション」を選択して、アクションパネルを表示します。
  2. 新しいアクションセットを作成する:
    • アクションパネルの右上にあるメニューアイコンをクリックし、「新規セット」を選択します。セット名を入力して「OK」をクリックします。
  3. 新しいアクションを作成する:
    • アクションパネル下部の「新規アクションを作成」ボタン(四角形の中に+があるアイコン)をクリックします。
    • アクション名を入力し、セットを選択して「記録」をクリックします。
  4. 操作を記録する:
    • 記録が開始されたら、行いたい操作を順番に行います。例えば、画像を開いて、サイズを変更し、フィルターを適用するなどの操作を行います。
    • 操作が終わったら、アクションパネル下部の「記録停止」ボタン(四角形の中に■があるアイコン)をクリックして記録を停止します。

3. アクションの再生方法

記録したアクションは簡単に再生できます。以下の手順で再生してみましょう。

  1. アクションパネルを開く:
    • メニューバーから「ウィンドウ」>「アクション」を選択して、アクションパネルを表示します。
  2. アクションを選択する:
    • 再生したいアクションを選択します。
  3. アクションを再生する:
    • アクションパネル下部の「再生」ボタン(再生マークのアイコン)をクリックします。アクションが自動的に実行され、記録された操作が適用されます。

4. バッチ処理で複数の画像にアクションを適用する方法

アクションは一つの画像だけでなく、フォルダー内の複数の画像に対して一括で適用することもできます。これを「バッチ処理」と呼びます。以下の手順でバッチ処理を行います。

  1. ファイルメニューを開く:
    • メニューバーから「ファイル」>「自動処理」>「バッチ」を選択します。
  2. アクションを選択する:
    • ダイアログボックスが表示されたら、使用するアクションセットとアクションを選択します。
  3. ソースを設定する:
    • 「ソース」セクションで、処理する画像が保存されているフォルダーを指定します。
  4. 保存先を設定する:
    • 「保存先」セクションで、加工後の画像を保存するフォルダーを指定します。
  5. バッチ処理を開始する:
    • 「OK」をクリックすると、バッチ処理が開始され、選択したフォルダー内の全ての画像に対してアクションが適用されます。

5. アクションの編集と管理

作成したアクションは、後から編集したり、整理することができます。

  1. アクションの編集:
    • アクションパネルで編集したいアクションを選択し、各ステップを右クリックして「プロパティ」を選択することで、設定を変更することができます。
  2. アクションの整理:
    • 不要なアクションは、アクションパネルで選択し、削除アイコン(ゴミ箱のアイコン)をクリックすることで削除できます。また、ドラッグ&ドロップでアクションの順序を変更することも可能です。

6. おすすめのアクション

最後に、以下のようなアクションを使ってみると、さらに効率的に作業ができます。

  • 基本的な画像補正:
    • コントラストや明るさの調整、カラーバランスの補正など、基本的な画像補正の操作をまとめたアクション。
  • リサイズとエクスポート:
    • ブログやSNS用に画像のサイズを変更し、特定のフォーマットでエクスポートするアクション。
  • フィルター効果:
    • 特定のフィルター効果を適用し、ユニークなビジュアルを作成するアクション。

まとめ

Photoshopのアクション機能を活用することで、画像編集の効率を大幅に向上させることができます。アクションを使えば、同じ操作を何度も手動で行う必要がなくなり、時間を節約できます。ぜひ、この機能を使って、作業を効率化してみてください。

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