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#14【Adobe Illustrator初心者講座】色彩マスター!カラーとグラデーションツール!【イラレ】【フォトショ】

 

Adobe Illustratorは、グラフィックデザインやイラストレーションにおいて多くのデザイナーに愛用されています。本ブログでは、Adobe Illustratorのカラーツールとグラデーションツール、RGBとCMYKの違い、そして色彩を操るための基礎知識について詳しく解説します。

Contents

1. Adobe Illustratorのカラーツール

カラーピッカー

カラーピッカーは、Illustratorで色を選択するための基本的なツールです。カラーピッカーを使用すると、RGBやCMYKの値を直接入力して色を指定したり、カラースペクトルを使って色を選ぶことができます。

スウォッチパネル

スウォッチパネルは、頻繁に使用する色を保存しておくための便利なツールです。パレットとして保存した色は、プロジェクト全体で一貫したカラースキームを保つのに役立ちます。また、色のグループを作成し、テーマに沿った色の組み合わせを簡単に管理できます。

カラーガイド

カラーガイドは、選択した色に基づいて補色や類似色、トライアドなどのカラーハーモニーを自動的に提案してくれる機能です。これにより、デザインに調和のとれた色の組み合わせを簡単に見つけることができます。

2. グラデーションツール

グラデーションの種類

Illustratorでは、リニアグラデーションとラディアルグラデーションの2種類のグラデーションが使用できます。リニアグラデーションは直線的に色が変化するもので、ラディアルグラデーションは中心から放射状に色が変化します。

グラデーションパネル

グラデーションパネルを使用すると、グラデーションの色、角度、位置、透明度などを細かく調整できます。複数の色を追加したり、各色の位置をドラッグして変更することも可能です。

フリーフォームグラデーション

フリーフォームグラデーションは、色を自由に配置できる新しいタイプのグラデーションです。アンカー点を追加して、複雑で自然な色の変化を作り出すことができます。これにより、よりダイナミックでリアルな効果を得ることができます。

3. RGBとCMYKの違い

RGBカラー

RGB(Red, Green, Blue)は、デジタルスクリーンで使用されるカラーモデルです。光の三原色を組み合わせて色を表現するため、明るく鮮やかな色を再現できます。Webデザインやデジタルメディアに適しています。

ブラウン管、液晶モニター等で色を表現する為の手法で、上記3色を組み合わせて全ての色を表現しています。原色ひとつにつき256段階の濃さを設定できるため、256の3乗の16,777,216通りの色を表現する事が出来ます。

光は混ぜると明るくなっていきますので、三原色を全て混ぜた色は真っ白となります。
ブラウン管や液晶パネルは電源を切ると画面が真っ黒ですよね。
「色が無ければ黒、全部の色があると白」というのがRGBです。

 

CMYKカラー

CMYK(Cyan, Magenta, Yellow, Key/Black)は、印刷物で使用されるカラーモデルです。インクの四原色を使用して色を表現するため、紙に印刷する際の色を正確に再現できます。印刷物や出版物のデザインに適しています。

全ての色を混ぜると白になるRGBとは対照的に、CMYKでは全ての色を混ぜると黒になります。
印刷用紙が白いのはこの為で、CMYKで「白」と言えば「印刷されていない部分」です。
「色が無ければ白、全部の色があると黒」という考え方は、RGBとはまるで逆であることがわかります。
※透明なメディアに白を印刷するための「白インク」という物も存在しますが、特殊な印刷の部類です。

RGBとCMYKの変換

デザインを印刷する場合、RGBからCMYKに変換する必要があります。この変換は、色の一貫性を保つために重要です。Illustratorでは、ファイルメニューから「ドキュメントカラーモード」を選択して変換できます。

4. Adobe Illustratorで色彩を操る基礎知識

カラーホイールの理解

カラーホイールを理解することは、効果的な色彩設計の基本です。補色、類似色、トライアドなどのカラーハーモニーを活用することで、バランスの取れたデザインを作成できます。

カラーブレンドの使用

カラーブレンドを使用することで、滑らかな色の変化やグラデーション効果を簡単に作成できます。これにより、デザインに深みや立体感を加えることができます。

カラープロファイルの設定

カラープロファイルは、デザインの色を一貫して表示するために重要です。Illustratorでは、特定のカラープロファイルをドキュメントに割り当てることで、他のデバイスや印刷物での色の再現性を確保できます。

編集→カラー設定→作業用スペースにて編集可能です。

まとめ

Adobe Illustratorのカラーツールとグラデーションツールをマスターすることは、デザインの質を向上させるために非常に重要です。また、RGBとCMYKの違いを理解し、適切に使用することで、デジタルと印刷の両方で最適な結果を得ることができます。これらの基礎知識を活用して、色彩豊かなデザインを作成してください。

 

このブログではAdobe IllustratorやAdobe Photoshopを中心に、Adobeソフトの使い方やデザインの初心者基礎講座をできるだけ分かりやすく楽しく学べるように更新していきます。オンラインで学べるデザインの専門学校のようなコミュニティをDiscordを使って運営しています。(現在準備中です)

興味が湧いた方は、ぜひAdobeソフトにチャレンジしてみて下さいね!

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