Imagine Create Express

Adobe Illustrator講座

【Adobe Illustrator初心者講座】自由自在に変形!変形パネルを使いこなす【イラレ】【フォトショ】 #7

今回はオブジェクトの変形についてレクチャーします。

変形パネルを使うと、オブジェクトを自由に拡大縮小する事ができます。変形パネルは綺麗なデータを作成する時に必要なスキルになります。是非覚えておいて下さい。

 

変形パネル

ウィンドウ→変形を選択すると添付画像のウィンドウが開きます。オブジェクトを選択ツール、またはダイレクト選択ツールで選択してから、こちらのウィンドウに数値を入力することで任意のサイズの形に変形が出来ますので操作方法を覚えましょう。

 

 

基準点を決める

変形パネルを使う時はまず、基準となる点を決める事をまず行いましょう。どこを基準に変形するかを決めます。ここがちゃんと設定されていないと変な方向に変形してしまうので必ず選択して下さい。

 

 

XとY座標

XとYの数値を入力すると指定の座標の位置に選択したオブジェクトを移動する事ができます。アートボードの左上がX:0 Y:0の位置となります。個人的には扱いにくい為、ほとんど私は使用しておりません。

W(幅)とH(高さ)

それぞれ数値を入力すると、指定したサイズの幅と高さになります。数値を入力した通りに変形してしまいますので、縦横比を変更せずに変形したい場合は鎖アイコンをクリックしてロックをかけておきましょう。入力する際は単位も指定可能です。mm、cm、inch、pxなどなど。こちらを使用することで正確なサイズのオブジェクトに変形する事が可能です。

 

四則演算記号を利用する

変形パネルは四則演算記号に対応しております。四則演算記号とは、

+(足し算)

-(引き算)

*(掛け算)

/(割り算)
の記号を利用することで数値を計算し変形してくれます。

(例)
幅を+20cmしたい場合は現状のW(幅)の数値の右側に(+20cm)と入力します。
高さを-10mmしたい場合は現状のH(高さ)の数値の右側に(-10mm)と入力します。
幅を2倍の大きさにしたい場合は現状のW(幅)の数値の右側に(*2)と入力します。
高さを1/2にしたい場合は現状のW(幅)の数値の右側に(/2)と入力します。

また、数値は%にも対応しているので、2%の大きさに縮小や120%の大きさに拡大することも可能です。色々と試してみましょう。

その他

変形パネルでは回転やシアーなど入力する項目もあります。ここでは詳しく触れませんが是非色々試してみて下さい。

 

 

 


 

 

 

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP