デザインのレイアウトを行うときに、ガイドラインを使い整列させる方法がありますので、紹介させて頂きます。これをやっているのとやっていないとではデザインの見え方が大きく変わってきますので、美しいレイアウトを作る際に必ず取り入れておきましょう。
①中点を中心に、縦軸と横軸を引く。
レイアウトを行う際に中央を整列させて左右を均等に揃えることで、デザインが引き締まって見えます。と言うよりも少しずれていると人間の目は違和感を感じてしまいますので、世に出回っているポスターや様々なグラフィックデザインは整列されて作られています。ですが、錯視という目の錯覚が文字の形や図形の形によって生まれますので、整列していたとしても少し右に寄っていたり、下に下がって見えたりしますので、最終的には人間の目で自然に見えるように微調整を加える必要があります。また、あえて中央からずらすことで違和感を利用してデザインすることもありますので、変化を加えたい時には活用できる方法ですので覚えておきましょう。
また、少し中央寄り上に配置することでポジティブな印象に仕上がったりとレイアウトで情報を効果的に伝える方法もあります。
②マージンを作る
外の枠から、同じ間隔でガイドを作り整えることで、レイアウトが綺麗に見えます。
1cmずつガイドを引いたり、余裕を持って3cm内側にガイドを引いてゆとりのあるデザインに仕上げる事が出来たりと、マージンの感覚によってデザインの印象を作る事が可能です。余白が多いほどゆとりのある落ち着いたデザインになり、余白が少ないほど元気な張りのある印象に仕上がります。制作するデザインによってマージンも活用していきたいところです。
③テンプレートを保存しておく
よく使うサイズのデザインがある場合は上記の①〜②のガイドを引いたテンプレートを保存しておくことで、毎回ガイドを引く作業をする事なく作業を短縮する事が出来ますので、こう言ったところで少しでも時短できるように効率化を計りましょう。