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【グラフィックデザイン初心者講座】デザイナーに必要な8つのスキル【イラレ】【フォトショ】 #3

このブログではグラフィックデザイナーに必要なスキルを大きく8つにまとめて紹介したいと思います。

Contents

①Adobe Illustrator

イラストを描いたり、文字を打ち込んだり、画像や図形を配置したり、それらを並べてレイアウトしてデザインが出来るアプリケーション。ショートカットキーを駆使することで、作業効率が格段にアップする。

②Adobe Photoshop

主に画像加工や補正に用いられるアプリケーション。アップデートにより複雑な補正や加工も一瞬で行えるツールが出来たりと目が離せない。webデザイナーはphotoshopを活用してレイアウトを行うことが多いようですが、私はphotoshopはあまり使いこなせていないのはここだけの話。

 

③デザインの基礎知識

上の2つのソフトが扱えるようになったとしても、デザインの仕事(クライアント様の要望を形にする)をするには、レイアウトや文字の扱い方、情報整理の仕方や、色彩についての知識などセオリーとして身につけていないといけないことが沢山ある。ソフトを扱えるようになり、セオリー通りにデザインが作れるようになるとある程度のものは形にする事が出来るようになる。

 

④ワークフローの構築

デザイン制作の流れを理解する必要がある。もちろん一概に正解などはないが、私のワークフローは決まって同じ流れでデザインを完成まで持っていく。
①ヒアリング→②デザインソースを集める→③ラフデザイン→④初稿確認→⑤MT(デザイン確認)→⑥デザインのブラッシュアップ→⑦最終確認→⑧完成→⑨納品データ作成

特に①〜③が重要だと思っています。

 

⑤スケジュール管理能力

デザインの仕事をクライアント様から頂く際には、スケジュールの共有が必須となります。まず納品日と制作期間の相談。予め成果物をアップするのに、大体の時間がかかるのか用意しておくとスムーズにやり取りが行えます。もちろん、無理なスケジュールを組んで、「締め切りに間に合いませんでした」となることが一番クライアント様に迷惑をかけてしまうことになり、信用も失ってしまいますのでリピートして頂けることは無いでしょう。

ギリギリのスケジュールを組んでしまうと、体調不良や事故などでイレギュラーが起こった際にも対応ができなくなってしまいます。自分の製作スピードを加味してゆとりを持って納品できるスケジュールを組み先方と折り合いをつけましょう。

⑥デザインソースの探し方

クライアント様と打ち合わせを行い、イメージを共有する際に、テキストや口頭での打ち合わせでは完成図のイメージの共有がとても難しいです。その為、参考資料を集めてイメージの共有を行い、「ズレ」を少しでも無くすことが大切となります。「思っていた色と違う」「ポップすぎる」などデザインを提出してから認識のズレが発覚すると、修正作業も大変で納期に間に合わせることも難しくなってきます。その為、最初の打ち合わせがとても大事です。

 

⑦素材の集め方

デザインを制作する上で活用できる素材は時短、クオリティアップの為に何でも使います。その為、日々画像素材やアイコン、フォントなどデザインに使用する素材を収集して自分の引き出しにしまっておく事が大切です。作りたいものを表現するときに、「デザインの引き出し」からさっと取り出せるように準備しておきましょう。もちろん、著作権や肖像権を侵害する素材は使用する事は出来ないので、トラブルに繋がらない為にも、著作権と肖像権に関する知識と、素材の探し方もテクニックとして身につける必要があります。

 

⑧ヒアリングとラフデザイン

私はこれが一番大事だと思っていまして、クライアント様がデザインを依頼されるときに、「何の為に」「誰の為に」「いつ」「どこで」「どうやって」そのデザインを使いたいのか?5W1Hを元にヒアリングして引き出すことが重要です。自分がデザインする上で必要な情報をクライアント様を導いて引き出しましょう。こちらもデザイナーの重要なスキルの一つです。そして、そのイメージを如何に早く80%の完成度のものを仕上げ、共有できるかを意識して私は仕事をしています。レイアウトや細かい部分は後でクオリティをアップさせるとして、全体像を仕上げて早い段階で共有し完成図の共有を行うことで、納品までのスピードが格段にアップします。100点の完成度まで早い段階で仕上げることで、納品までに余った時間でさらにクライアント様に喜んでいただけるようクオリティアップを行い120点の仕事ができるようになります。

 

上記の8つが私が考える大事にしているスキルです。
Adobe IllustratorとAdobe Photoshopはグラフィックデザインを行うときに使用するアプリケーションなので、こちらのソフトが扱えるようになったからといって、デザインのお仕事ができるわけではありません。

ツールをうまく活用して、クライアントからの要望をヒアリングして自分の引き出しの中から、イメージを形にするお仕事になります。デザインの仕事を行うコツをこちらのブログでは発信していきたいと思います。

 

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